感染症
感染症は、細菌やウイルス、真菌(カビ)などの病原体(=病気を起こす小さな生物)が人体に侵入して、症状が出る病気のことをいいます。 病原体が人体に侵入しても、症状が現れる場合と現れない場合とがあります。 感染症となるかどうかは、病原体の感染力と体の抵抗力とのバランスで決まります。
耳鼻咽喉科では風邪症状の方がたくさん来院されます。当院では下記のような感染症の検査と治療を行っております。
以下のような症状はご相談下さい。
症状
- 発熱
- 倦怠感(体がだるい)
- のどの痛み
- 嚥下時痛(食事やつばを飲み込んだときの痛み)
- 嚥下困難感(飲み込みづらい感じ)
- のどが腫れている。
- のどに白い膿がついている。
- 食欲低下
- 咳がでる
- 鼻水が出る
- 呼吸困難感(息が苦しい、息がしにくい)
- おなかの痛み、下痢
- 発疹 など
感染症の種類
溶連菌感染症
溶連菌は、正式にはA群β-溶血性連鎖球菌といいます。
(化膿連鎖球菌とも呼びます。)
溶連菌感染には主に次のような種類があります。・・・・
アデノウイルス感染症
アデノウイルス感染症はさまざまな症状を引き起こす急性の感染症です。
アデノウイルスにはいろいろな種類があり、そのタイプにより引き起こす病気が異なります。
(3型:咽頭結膜熱 8型:流行性角結膜炎など)
感染力が非常に強く、夏に幼稚園や学校のプールの水を介してうつることが多いため、俗に”プール熱”とも呼ばれています。・・・・
インフルエンザ
インフルエンザ(influenza)は、インフルエンザウイルスによる気道感染症ですが、「一般のかぜ症候群」と比べると重症になりやすい疾患です。・・・・
手足口病
手足口病(hand, foot and mouth disease)は、幼児を中心に夏に流行するウイルス感染症です。
主な原因ウイルスとしては、エンテロウイルスであるコクサッキ-A16、あるいはエンテロウイルス71などですが、その他のエンテロウイルスでも同じような症状が出ます。・・・・
ヘルパンギーナ(Herpangina)
ヘルパンギーナは夏に流行する小さい子どもの感染症で、いわゆる夏かぜの代表的です。
原因ウイルスとしてエンテロウイルスや、A群コクサッキーウイルスがあります。・・・・
RSウイルス感染症
RSウイルス感染症はRSウイルス(Respiratory Syncytial Virus)により引き起こされる病気で、上気道感染、そして細気管支炎、肺炎のような下気道感染を引き起こします。・・・・
感染性胃腸炎
感染性胃腸炎とは、主にウイルスや細菌などの微生物を原因とする胃腸炎の総称です。
原因となるウイルスには、「ノロウイルス」、「ロタウイルス」、「サポウイルス」、「アデノウイルス」など、細菌には「腸炎ビブリオ」、「病原性大腸菌」、「サルモネラ」、「カンピロバクタ」などがあります。主な症状は腹痛・下痢、嘔吐、発熱です。・・・・
突発性発疹
生後4ヶ月から1歳前後までの乳児が主にかかる病気です。ヒトヘルペスウイルス6または7の感染によって引き起こされますが、感染力は弱く、大きな流行になることはありません。・・・・
淋菌感染症
淋菌感染症は淋菌という細菌の感染で起こります。 この細菌が喉に感染したものが咽頭淋菌感染症です。 咽頭淋菌感染症は淋菌に感染した性器からオーラルセックスを介して感染するケースがほとんどです。・・・・
咽頭クラミジア感染症
クラミジア感染症はクラミジア・トラコマティスという細菌の感染で起こります。この細菌が喉に感染したものが咽頭クラミジアです。・・・・
- 院内感染対策の徹底
- WEB予約やWEB問診による待ち時間解消
- 医療機器の充実