電子内視鏡について
電子内視鏡(ビデオ鼻咽腔スコープ)について
当院ではあらたに電子内視鏡(ビデオ鼻咽腔スコープ)を導入いたしました。
電子内視鏡(ビデオ鼻咽腔スコープ)とは、主に 鼻 や のど ( 声帯 ) を診るための軟性内視鏡です。
現在、大学病院や地域拠点病院、各クリニックでも導入が進んでおります。
これまでのファイバーと比較し、高い解像度となっています。
また当院で採用いたしておりますペンタックス社製Pentax EPK-i7000 , VNL-1070STKは細径であり、診察時の患者様の負担が少なくなります。
(お子様の診察も可能です。)
上位機種のみに採用されている i-scan を用いた検査が可能です。
i - scan(アイスキャン)とは
ペンタックス社独自のデジタル処理技術により作り出される強調画像で、電子内視鏡(ビデオ鼻咽腔スコープ)の中でも上位機種のみ採用されている機能です。
通常画像では観察が難しい癌の早期発見や病変の広がりを診断できます。
- 通常画像 症例:下咽頭癌(がん)71歳 男性 通常内視鏡でも解像度が高く、画像左下の腫瘍(がん)を確認できます。
- デジタル強調画像 (TE画像) 通常画像では確認が困難な、奥の微細な病変まで確認ができます。
提供:順天堂大学 耳鼻咽喉・頭頸科 角田篤信 先生