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感染症

熊本市中央区南坪井町の熊谷耳鼻咽喉科医院では、発熱、のどの痛み、鼻水、鼻づまり、咳、痰、耳の下や首の腫れ、発疹など、感染症に関係するさまざまな症状を診療しています。

感染症とは、ウイルスや細菌、真菌(カビ)などの病原体が体に入り、炎症や発熱、痛み、腫れなどを引き起こす病気です。風邪のように自然に改善するものもありますが、インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、溶連菌感染症など、原因によって検査や治療、登園・登校・出勤の目安が異なります。

「熱はないけれど、のどが痛い」「風邪だと思っていたが症状が長引いている」「周囲で感染症が流行している」など、受診を迷う場合でも、症状がつらいときや長引くときは耳鼻咽喉科でご相談ください。

よくある感染症の症状

  • 発熱がある、高熱が続いている
  • 体がだるい、寒気がする
  • 頭痛、関節痛、筋肉痛がある
  • のどが痛い、飲み込むと痛い
  • のどや扁桃が赤く腫れている
  • 扁桃に白い膿のようなものがついている
  • 鼻水、鼻づまり、くしゃみがある
  • 咳や痰が続いている
  • 声がかすれる
  • 耳が痛い、耳の下や首が腫れている
  • 口の中や手足に発疹がある
  • 目の充血や目やにを伴う
  • 子どもがのどを痛がる、食欲が落ちている

このような症状がある場合は、耳鼻咽喉科での診察をご検討ください。

感染症の症状から考えられる主な病気

感染症には、ウイルスによるもの、細菌によるもの、そのほかの病原体によるものがあります。発熱、のどの痛み、咳、鼻水、発疹などの症状から考えられる代表的な感染症について説明します。

風邪(かぜ症候群・急性上気道炎)

風邪は、多くがウイルス感染によって起こる病気です。のどの痛み、鼻水、鼻づまり、咳、発熱などがみられます。通常は数日から1週間程度で改善しますが、症状が長引く場合や再び悪化する場合には、副鼻腔炎、中耳炎、扁桃炎などが関係していることがあります。

風邪(かぜ症候群・急性上気道炎)について詳しく見る

新型コロナウイルス感染症

新型コロナウイルスによる感染症で、発熱、のどの痛み、咳、鼻水、倦怠感などがみられます。味やにおいがわかりにくくなることもあります。風邪やインフルエンザと症状が似ているため、必要に応じて迅速検査を行い、重症化のリスクなどを考慮して治療方針を判断します。

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インフルエンザ

インフルエンザウイルスによる感染症です。急な発熱、強いだるさ、頭痛、関節痛、筋肉痛、咳などが特徴ですが、高熱が目立たない場合もあります。症状や発症からの時間に応じて迅速検査や抗ウイルス薬による治療を検討します。登園・登校には出席停止期間の確認が必要です。

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溶連菌感染症

A群溶血性レンサ球菌による細菌感染症で、強いのどの痛み、発熱、扁桃の腫れや白い膿、首のリンパ節の腫れなどが特徴です。咳や鼻水は目立たないことが多く、細かい発疹を伴う場合もあります。必要に応じて迅速検査を行い、抗菌薬による治療を検討します。

溶連菌感染症について詳しく見る

アデノウイルス感染症

アデノウイルスによって発熱、のどの痛み、咳、目の充血などが起こる感染症です。代表的な病気に咽頭結膜熱(プール熱)があり、発熱、咽頭炎、結膜炎などがみられます。咽頭結膜熱は出席停止の対象となるため、登園・登校の再開時期を確認する必要があります。

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手足口病

主に乳幼児にみられるウイルス感染症で、口の中や手のひら、足の裏などに水疱性の発疹が現れます。口の痛みによって食事や水分がとりにくくなることがあります。多くは自然に改善しますが、水分がとれない場合やぐったりしている場合には早めの診察が必要です。

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ヘルパンギーナ

主に乳幼児や小児にみられるウイルス感染症で、夏に流行しやすい病気です。突然の発熱、強いのどの痛み、のどの奥の小さな水疱や潰瘍が特徴です。治療は症状を和らげることと水分補給が中心で、水分がとれない場合やぐったりしている場合には早めの受診が必要です。

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RSウイルス感染症

RSウイルスによる呼吸器感染症で、乳幼児に多くみられます。鼻水、咳、発熱などから始まり、細気管支炎や肺炎などに進行することがあります。特に乳幼児では、ゼーゼーする呼吸や息苦しさ、哺乳量の低下などに注意が必要です。

RSウイルス感染症について詳しく見る

その他の感染症の病気

上記以外にも、発熱、のどの痛み、咳、耳の下の腫れなどを起こす感染症があります。症状や診察所見、必要な検査結果などから原因を確認し、治療や専門医療機関への紹介を検討します。

  • マイコプラズマ感染症 ― 肺炎マイコプラズマという細菌による呼吸器感染症です。発熱、のどの痛み、長引く乾いた咳などがみられ、気管支炎や肺炎を起こすことがあります。
  • 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) ― ムンプスウイルスによる感染症で、耳の下の腫れや痛み、発熱などがみられます。まれに難聴や髄膜炎などを合併することがあります。
  • のどの性感染症(咽頭淋菌感染症・咽頭クラミジア感染症) ― 性行為に伴ってのどに感染する病気です。自覚症状がほとんどない場合もあり、当院では咽頭淋菌・咽頭クラミジアの同時核酸検査に対応しています。
    のどの性感染症について詳しく見る
  • 感染性胃腸炎 ― ウイルスや細菌などによって、腹痛、下痢、嘔吐、発熱などを起こす病気です。消化器症状が中心の場合や脱水が強い場合には、内科や小児科での診察をご案内することがあります。
    感染性胃腸炎について詳しく見る

感染症の診察・検査の流れ

感染症は、症状だけで原因を判断することが難しい場合があります。当院では、症状や診察所見、周囲の流行状況などに応じて必要な診察・検査を行います。すべての患者さんにすべての検査を行うわけではありません。

  1. 問診

    症状がいつからあるか、発熱の程度、のどの痛み、咳、鼻水、発疹、周囲の感染状況、基礎疾患、使用中の薬などを確認します。必要に応じて、登園・登校・出勤の状況や家族内での感染状況についても確認します。

  2. 耳・鼻・のどの診察

    鼻の中、のど、扁桃、耳、首のリンパ節などを確認します。のどの赤みや腫れ、膿の有無、鼻水の性状、耳の炎症、首の腫れなどを診察し、考えられる原因を確認します。

  3. 迅速検査

    症状や診察所見に応じて、インフルエンザ、新型コロナウイルス、溶連菌、アデノウイルス、RSウイルス、マイコプラズマなどの迅速検査を検討します。

  4. 電子内視鏡検査

    のどの奥や鼻の奥を詳しく確認する必要がある場合には、細い電子内視鏡を使用します。口を開けただけでは確認しにくい咽頭、喉頭、鼻の奥などの炎症や腫れを確認できます。

  5. 血液検査

    炎症の程度や全身状態の確認が必要な場合には、血液検査を検討します。白血球数やCRPなどを参考に、感染症の状態や追加検査の必要性を判断します。

  6. 細菌検査・核酸検査

    細菌感染が疑われる場合には、必要に応じて細菌培養検査などを検討します。また、咽頭淋菌感染症・咽頭クラミジア感染症が疑われる場合には、同時核酸検査を行うことがあります。

原因に合わせた感染症の治療

感染症の治療は、原因となる病原体や症状の程度によって異なります。当院では、診察や検査の結果をもとに、原因や症状に応じた治療を行います。

治療内容 説明
内服薬 発熱や痛みに対する解熱鎮痛薬、咳や痰に対する薬、鼻水や鼻づまりを和らげる薬などを、症状に応じて検討します。
抗ウイルス薬 インフルエンザや新型コロナウイルス感染症などでは、発症からの時間、症状の程度、重症化のリスクなどを考慮して、適応がある場合に抗ウイルス薬を検討します。
抗菌薬 溶連菌感染症や細菌性扁桃炎など、細菌感染が疑われ、抗菌薬による治療が必要と判断した場合に使用します。一般的なウイルス感染症には効果がありません。
鼻処置・ネブライザー 鼻水や鼻づまり、鼻やのどの炎症などの症状に応じて、鼻処置やネブライザーによる局所治療を検討することがあります。
うがい薬・外用薬 のどや口の中の炎症、痛み、口内炎などの症状に応じて、うがい薬や外用薬を使用することがあります。
漢方薬 発熱、悪寒、のどの痛み、咳、鼻水、倦怠感などに対して、症状や体質、病状に応じて漢方薬を治療の選択肢として検討することがあります。
安静・水分補給・生活指導 十分な休養や水分補給を基本とし、症状に応じて食事や生活上の注意点、感染拡大を防ぐための対策について説明します。
専門医療機関との連携 重症化が疑われる場合や、入院、点滴、詳しい画像検査、専門的な治療などが必要と判断した場合には、連携医療機関へご紹介します。

抗菌薬が必要な場合・不要な場合

感染症には、ウイルスが原因のものと、細菌が原因のものがあります。

一般的な風邪やインフルエンザなどのウイルス感染症には、抗菌薬は効果がありません。そのため、ウイルス感染症では、症状を和らげる治療や、必要に応じた抗ウイルス薬による治療が中心となります。

一方で、溶連菌感染症や細菌性扁桃炎など、細菌感染が確認された場合や強く疑われる場合には、抗菌薬による治療が必要になることがあります。

当院では、症状の経過や診察所見、必要な検査結果などをもとに抗菌薬の必要性を判断します。抗菌薬が処方された場合は、自己判断で中止せず、指示された方法で服用してください。

早めの受診をおすすめする感染症の症状

  • 高熱が続いている、または一度改善した発熱が再び悪化した
  • のどの痛みが強く、食事や水分がとりにくい
  • 唾液を飲み込みにくい
  • 息苦しさがある、咳が強く呼吸が苦しい
  • ぐったりしている、普段より元気がない
  • 水分が十分にとれず、尿の量が少なくなっている
  • 強い頭痛や首の硬さがある
  • 発疹が広がっている
  • 耳の下や首の腫れが強い
  • 咳や発熱が長引いている、または基礎疾患があり体調の悪化が心配される

特に、強い息苦しさ、呼びかけへの反応が悪い、意識がはっきりしない、唇の色が悪い、唾液も飲み込めないほどの強いのどの痛み、急速に悪化する首の腫れなどがある場合には、緊急の対応が必要となることがあります。

このような場合は、通常の外来診療を待たず、救急医療機関への受診や119番への連絡を検討してください。

よくある質問

Q. 熱はありませんが、のどの痛みだけで受診してもよいですか?

はい。熱がなくても、咽頭炎、扁桃炎、溶連菌感染症などが関係することがあります。痛みが強い場合や長引く場合にはご相談ください。

Q. 風邪とインフルエンザ、新型コロナウイルス感染症は症状だけで区別できますか?

症状だけで確実に区別することは難しい場合があります。症状の経過や周囲の流行状況、診察所見などを確認し、必要に応じて迅速検査を検討します。

Q. 子どもの発熱やのどの痛みも診てもらえますか?

はい。お子さんの発熱、のどの痛み、鼻水、咳、耳の痛みなども診察できます。ただし、呼吸状態や全身状態が悪い場合には、救急医療機関や小児科での対応が必要になることがあります。

Q. インフルエンザや新型コロナウイルスの検査はできますか?

はい。当院では両方の迅速検査に対応しています。症状や発症からの時間に応じて検査の必要性を判断します。発症直後は、感染していても陰性になる場合があります。

Q. 感染症になった場合、抗菌薬は必ず必要ですか?

いいえ。抗菌薬は細菌感染症に使用する薬であり、一般的な風邪などのウイルス感染症には効果がありません。診察や検査の結果に応じて必要性を判断します。

Q. 熱が下がったら登園・登校・出勤してもよいですか?

感染症によって異なります。インフルエンザ、咽頭結膜熱、流行性耳下腺炎などには出席停止期間が定められています。出勤については職場の規定も確認してください。

Q. のどの性感染症も相談できますか?

はい。咽頭淋菌感染症・咽頭クラミジア感染症の相談や同時核酸検査に対応しています。プライバシーに配慮して診療します。

Q. 発熱や咳がある場合、受診前に連絡した方がよいですか?

可能な範囲で来院前にWEB問診をご入力ください。症状や流行状況に応じて、受付方法や待機場所をご案内する場合があります。

受診案内

熊谷耳鼻咽喉科医院では、耳鼻咽喉科専門医・気管食道科専門医として、発熱、のどの痛み、鼻水、咳、耳の下や首の腫れなど、耳・鼻・のどに関係する感染症を診療しています。

症状に応じて、インフルエンザ、新型コロナウイルス、溶連菌、アデノウイルス、RSウイルス、マイコプラズマなどの迅速検査を検討します。必要に応じて電子内視鏡検査や頸部エコー検査なども行います。

原因や症状に応じて、内服薬、抗ウイルス薬、抗菌薬、漢方薬などによる治療を検討します。専門的な検査や治療が必要な場合には、連携医療機関をご紹介します。

当院は完全予約制ではなく、予約なしでも受診できますが、予約された方を優先して診察しています。来院前にWEB予約やWEB問診をご利用ください。

熊本市中央区周辺で、発熱、のどの痛み、鼻水、咳など、感染症が疑われる症状でお困りの方は、熊谷耳鼻咽喉科医院へご相談ください。

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